1、考課者訓練初級レベルの内容
2、相対考課に陥りやすい人物設定
3、結果は成績考課でありのまま評価し、状況変化への対応は情意考課,能力考課で評価するという人事考課の仕組みを理解していただく。
4、西本君の成績考課はチャレンジ加点。
被考課者の江川君と西本君はJS損害保険城南支店営業課に所属しています。等級はS−4級、年齢は28才です。
2人の営業スタイルは正反対です。江川君は企画・提案が得意な反面、周囲への配慮に欠けています。一方、西本君はフットワークが軽く、代理店への配慮も十分ですが、提案営業は苦手です。
ある月の期待目標として藤田課長より江川君は売上高1,500万円、西本君は売上高1,600万円と設定されました。代理店の担当替えがあり、江川君は西本君がこれまで担当だった近藤代理店を引き継ぎました。一方西本君は近藤代理店1社減りましたが、売上高は据え置かれました。
この会社でS−4級の期待レベルは売上高1,500万円ですので、西本君の売上目標はチャレンジレベルといえます。
主な行動として江川君は、「代理店を怒らせる」「マニュアル作成の申し出」「同僚の手伝いをしなかった」「営業日誌の記述不十分」「売上目標達成」
西本君の主な行動は、「代理店の引継」「代理店への配慮」「同僚を手伝う」「大口顧客を他社にとられる」「売上目標未達成(今一歩)」
ケーススタディビデオ上映の前に、理論編ビデオ「公正評価ステップアップ講座」を上映するとより効果的な考課者訓練が実施できます。
面接制度の理解を深めるには理論編ビデオ「職能面接制度の実践」がございます。
「目標による管理」の具体的運営方法や目標面接・育成面接の技法、OJTの手法等のビデオ教材もございます。併せてご活用下さい。
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